あごを押さえると痛みがあったり、こわばった感じはありませんか? また、起床後の歯の痛み、浮く感じ、冷たい水がしみることはありませんか?
これらの原因として無意識におこなっている歯ぎしりや噛みしめが考えられます。歯ぎしりや噛みしめは人の生理的な現象であり、成人の80%以上が行っているといわれておりますが、その事を自覚している人は僅か10%です。頻度が多かったり、過度になると問題がでてきます。また、疲労がたまったり、ストレスが多いと 歯ぎしりやかみしめが生じやすいとの以下の報告があります。
歯ぎしり、かみしめが強いと、頬やこめかみの筋肉が緊張し、歯にもとても強い力(70kg以上)がかかりますので、下記のような症状がでます。
1.あごの違和感、痛み、こわばりなど顎関節症
2.歯の痛み、歯が浮く感じ、冷たいものがしみる
3.頬粘膜の傷、舌の圧痕 、舌がぴりぴりする
4.歯がかけたり、詰め物の脱離
1.あごの違和感、痛み、こわばりなど顎関節症
2.歯の痛み、歯が浮く感じ、冷たいものがしみる
3.頬粘膜の傷、舌の圧痕 、舌がぴりぴりする
4.歯がかけたり、詰め物の脱離
治療としては あごに加わる過度な力をバランスよくコントロールするために、マウスピースを装着したり、かみ合せの調整等を行います。
また、ご自身で意識してかみしめないように注意していただくことも大切です。